2016年02月26日

山鹿素行(1)

「日本精神の研究」(11)
安岡正篤 1898-11983
masahiro yasuoka

2012.8.10 第5刷発行(致知出版)

<山鹿素行>(1)
士とは恒産なくとも恒心ある者である。
物の上に生きずして、精神にいきる人である。

山鹿素行はいみじき日本の士であった。
彼の説、あまりにも正論すぎて、権力者流に
とって危険思想と見なされ、追放された。
学問を生活から切り離し、妥協し、現実と
没交渉にしたのは権力者流の学者の罪である。

素行は心術論(人格養成論)に養気を論じ、
度量、士気、義理、清廉、正直、等々を
説いている。

panse280
posted at 06:36

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