2016年02月22日

唯物的見解の誤り

「日本精神の研究」(7)
安岡正篤 1898-11983
masahiro yasuoka

2012.8.10 第5刷発行(致知出版)

<唯物的見解の誤り>
「古人は人間が禽獣以上の者であることを
説いたが、近頃は人間が禽獣と違わぬこと
を教えてきた。」(副島蒼海)

唯物的見解は、人間一般の精神作用をも、
大脳の分泌物という程にしか考えなかった。

人はささやかな物の世界を築き上げて、
それを絶対の世界と盲信した。

人間はもはや、空虚な機械的法則をもって
宇宙・人生に対することは出来まい。
進んで深く理趣をくまねばならぬ。

panse280
posted at 19:24

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