如何に生きるべきか
「日本精神の研究」(4)
安岡正篤 1898-11983
masahiro yasuoka
2012.8.10 第5刷発行(致知出版)
<如何に生きるべきか>
日本民族の理想的精神は「如何に生くか」
の磨練を重ねた。
如何に生くべきかは、如何に死すべきかと
同じ意義になってくる。
天晴れな死は絶対的価値の体現、すなわち
永生である。絶えず死を見つめるだけの余裕
があって、はじめて不朽の価値ある死につく
ことも出来るであろう。
武士道は「死の教典」であり、「如何に生くか」
の至言に充ちている。