2016年01月02日

2016年1月2日

2016年1月2日

<コンピュータ時代を生きるための手段としての俳句>
「その方便は色々あるが一番手近なのは何でも蚊でも手当り
次第十七字にまとめて見るのが一番いい。十七字は詩形として
尤も軽便であるから、顔を洗う時にも、厠に上った時にも、
電車に乗った時にも、容易に出来る。十七字が容易に出来る
と云う意味は安直に詩人になれると云う意味であって、詩人に
なると云うのは一種の悟りであるから軽便だといって侮蔑する
必要はない。軽便であればある程功徳になるから反って尊重
すべきものと思う。
・・・
これが平生からの余の主張である。」(夏目漱石)

panse280
posted at 06:53

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