金子光晴
「貧乏は幸せのはじまり」(2)
岡崎武志 1957-
takeshi okazaki
2014.7.10 第1刷発行(ちくま文庫)
<金子光晴>
1916年、義父の死で、現在に換算して9000万の
遺産を手にしたが、3〜4年で使い果たしてしま
う。
その後、貧乏を続く。
53才の時、大川内令子という25才の愛人ができた。
しかし、金子は妻の森三千代と愛人とを往復した。
結果、森三千代と3回結婚して2回離婚。
大川内令子とは2回結婚して2回離婚した。
年をとって若い女性とつきあうには、まず金が
必要だと普通は考えるが、金子には金がなかった。