2015年10月16日
吉田松陰
「物語日本史(下)」(26)
平泉澄 1895-1984
kiyoshi hiraizumi
1996.10.15 第26刷発行(講談社学術文庫)
初版は1970年出版の「少年日本史」(平泉氏76歳)
<吉田松陰>
「我が君を愚なり昏なりとして、生国を去って他に
往き、君を求むるは、我が父を頑愚として家を出で、
隣家の翁を父とするにひとし。孔孟、この義を失い
給うこと、如何にも弁ずべき様なし。」
孔孟批判である。
<松下村塾の規則>
1 両親の命、必ず背くべからず。
1 両親へ、必ず出入を告ぐべし。
1 晨起盥梳(しんきかんそ)(朝起きて顔を洗い髪をくしけずる)、 先祖を拝し、御城にむかひ拝し、東にむかひ天朝を拝する事、
仮(たと)令(ひ)病に臥す共怠るべからず。
1 兄はもとより、年長又は位高き人には、かならず順ひ敬ひ、
無礼なる事なく、弟はいふもさら也。品卑しき、年すくなき
人を愛すべし。
1 塾中に於て、よろづ応対と進退とを、切に礼儀を正しくすべし。
平泉澄 1895-1984
kiyoshi hiraizumi
1996.10.15 第26刷発行(講談社学術文庫)
初版は1970年出版の「少年日本史」(平泉氏76歳)
<吉田松陰>
「我が君を愚なり昏なりとして、生国を去って他に
往き、君を求むるは、我が父を頑愚として家を出で、
隣家の翁を父とするにひとし。孔孟、この義を失い
給うこと、如何にも弁ずべき様なし。」
孔孟批判である。
<松下村塾の規則>
1 両親の命、必ず背くべからず。
1 両親へ、必ず出入を告ぐべし。
1 晨起盥梳(しんきかんそ)(朝起きて顔を洗い髪をくしけずる)、 先祖を拝し、御城にむかひ拝し、東にむかひ天朝を拝する事、
仮(たと)令(ひ)病に臥す共怠るべからず。
1 兄はもとより、年長又は位高き人には、かならず順ひ敬ひ、
無礼なる事なく、弟はいふもさら也。品卑しき、年すくなき
人を愛すべし。
1 塾中に於て、よろづ応対と進退とを、切に礼儀を正しくすべし。