2015年09月10日

実朝の死

「物語日本史(中)」(11)

平泉澄 1895-1984
kiyoshi hiraizumi

1995.10.25 第23刷発行(講談社学術文庫)
初版は1970年出版の「少年日本史」(平泉氏76歳)

<実朝の死>
実朝は幕府を廃止して朝廷に政治の実権を返そう
としましたが、北条義時はそれを許しません。

実朝は鶴ヶ岡八幡宮で殺されます。28歳でした。

義時の姉、頼朝の未亡人の政子は武士達を叱咤し
ます。
「汝ら、今日の収入といい、官位といい、すべて
頼朝公のおかげではないか。その御恩は、山より
も高く、海よりも深いであろう。それを忘れて、
京へ参り、官軍に付くか、・・態度をはっきり決め
て、ただいまここで申し切れ。」

鎌倉の武士たちは学問が足りず、大義を理解する
ことは困難です。ただ自分の生活への恩義だけに
感激するのでした。

陰謀と残酷な性格は時政、義時、泰時、時頼から
高時にいたるまで一貫していました。

panse280
posted at 17:59

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