2015年08月10日

国体と古代史

「物語日本史(上)」(7)

平泉澄 1895-1984
kiyoshi hiraizumi

1998.6.22 第31刷発行(講談社学術文庫)
初版は1970年出版の「少年日本史」(平泉氏76歳)

<国体と古代史>
国体つまり国柄というものは、歴史から出てくる
ものですから、法制の規定だけでは不十分で、
どうしても歴史を調べ、由来を明らかにしなけれ
ばなりません。
そこで聖徳太子は歴史の編修に力をいれ、天皇記・
国記などを書かれました。

そこで困ったのは時間と空間でした。

シナの讖緯(しんい)の説では「歴史というものは
1260年で変わり、転換期は辛酉(かのととり)の年
である」というので、推古天皇の9年辛酉を転換点と
して、それより1260年前を神武天皇の建国の時と
決めたのです。

歴史は口伝で伝えられていたので、事柄と順番は
正しいが、1260年の中で割り振ったために、人の
寿命が伸びてしまったのです。

panse280
posted at 17:24

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