2015年05月03日

マルクス主義者への嫌悪

「小林秀雄」(7)

江藤淳 1932-1999
jyun eto

1990.4.30 第8刷発行(角川文庫)

<マルクス主義者への嫌悪>
「志賀直哉の影響下から出発していた小林秀雄が
、ランボオとめぐりあって何を課題とせざるを得な
かったかは明瞭である。いわば、彼は自意識の絶対
性とその相対性を同時に証明しようとしていた。
・・そしてその相対性を我物としたとき、彼はあき
らかに志賀直哉をこえるであろう。
・・・
小林は一挙に「近代」を獲得しようとした。」

「「アシルと亀の子」以下の一連の文芸時評に
おけるマルクス主義者への論難は、「内面」を
所有しないままに連帯しようとするインテリゲンチャ
への嫌悪の表現である。」

panse280
posted at 09:28

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