2015年02月27日
夫婦が同居するのは人類の害である
「漱石全集第24巻」(4)
--日記及び断片(上)--
夏目漱石 1867-1916
souseki natsume
1979.11.5 第4刷発行(岩波書店)
<断片明治38-39年頃>
・己を信ずるが故に神を信ぜず
自らを尊しと思わぬものは奴隷なり
自らをすてて神に走るものは神の奴隷なり
・金の返し方。死に方。ペトロニアス。ソクラテス。
耶蘇。エムペドクリス。大燈国師等。
・千年後の人間は病気で死ぬという事は忘れて
しまう。死といえば必ず自殺だと思う。
たまに病死するものがあれば愚図の骨頂だと
笑うようになる。
・夫婦が同居するのは人類の害である。
結婚が十中八九迄失敗に終わるので明瞭である。
・独身のときは75銭の石鹸を使っていた。
細君を貰って1月の間は1円の石鹸になった。
2月目には50銭のになった。3月目には35銭。
1年目に赤ん坊ができたら20銭。
--日記及び断片(上)--
夏目漱石 1867-1916
souseki natsume
1979.11.5 第4刷発行(岩波書店)
<断片明治38-39年頃>
・己を信ずるが故に神を信ぜず
自らを尊しと思わぬものは奴隷なり
自らをすてて神に走るものは神の奴隷なり
・金の返し方。死に方。ペトロニアス。ソクラテス。
耶蘇。エムペドクリス。大燈国師等。
・千年後の人間は病気で死ぬという事は忘れて
しまう。死といえば必ず自殺だと思う。
たまに病死するものがあれば愚図の骨頂だと
笑うようになる。
・夫婦が同居するのは人類の害である。
結婚が十中八九迄失敗に終わるので明瞭である。
・独身のときは75銭の石鹸を使っていた。
細君を貰って1月の間は1円の石鹸になった。
2月目には50銭のになった。3月目には35銭。
1年目に赤ん坊ができたら20銭。