2015年02月05日

漱石の死

「漱石の思い出」(22)

夏目鏡子述 1877-1963
kyoko natsume

2009.10.25 第7刷発行(文春文庫)

<漱石の死>
漱石は死んだ時、鏡子は40歳、長女18歳、
長男10歳、一番下の子が9歳。

全財産は3万円足らず。
朝日新聞から香典、功労金が9000円程で、
合計して3万9000円足らずでした。

これは平成18年に換算するとおよそ、3500万
ほどになります。

漱石が死ぬ前に鏡子は葬りかたを聞いた時、
「禅宗のお経ならきいてもいいね」と答えた
ために、鎌倉から釈宗演さんにきてもらいま
した。
位牌には「文献院古道漱石居士」

仏事は白隠禅師有縁の小石川の至道庵徳雲寺
にて行いました。
このころの葬式は馬車でした。

香典返しには夏目の書いた短冊を染めた帛紗
をお配りしました
「稲妻の宵々毎や薄き粥」(漱石)
というのでありました。

panse280
posted at 16:28

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