2015年01月14日

良寛最後の歌

「一茶と良寛と芭蕉」(7)

相馬御風 1883-1950
gyofu souma

1997.11.25 第1版第1刷発行(恒文社)

<良寛最後の歌>

形見とて何か残さむ春は花
夏ほととぎす秋はもみじ葉 (良寛)

俳句というものを多く詠んだことのなかった
良寛は、臨終に際して作者不詳の次の一句を詠んだ。

裏を見せ表を見せて散るもみぢ

其角は芭蕉について「この翁孤独貧窮にして徳業
にとめること無量なり」と、この言葉は良寛にも
そのままあてはまる。

彼らは真の孤独に徹することによって、朗らかさ、
ひろやかさ、静けさ、素直さを得たのだった。

panse280
posted at 17:31

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