2015年01月13日

芭蕉と良寛

「一茶と良寛と芭蕉」(6)

相馬御風 1883-1950
gyofu souma

1997.11.25 第1版第1刷発行(恒文社)

<芭蕉と良寛>
「この翁以前に、この翁なく
 この翁以後に、この翁なし。
 芭蕉翁よ、芭蕉翁よ
 人をして千古この翁を仰がしむ。」(良寛)

ある人の描いた「芭蕉像」に賛を求められた
良寛は、次の一句を書いた。

新池や蛙とび込む音もなし

<良寛と貞心尼>
良寛と貞心尼の関係は非常に単純である。
70歳の老人が29歳の女性に師事され、それから
5年、良寛の臨終までその関係が続いた。
それだけのことである。
良寛は看護もうけた。本当の看護である。

いついつと待ちにし人は来りたり
今はあひ見て何か思はむ (良寛)

生き死にの界(さかい)はなれて住む身にも
さらぬ別れのあるそ悲しき (貞心尼)

panse280
posted at 18:37

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