2014年12月20日

尼の寿貞との再会

「芭蕉ものがたり」(6)

楠木しげお  1946-
shigeo kusunoki

2009.4.10 第6刷発行(銀の鈴社)

<尼の寿貞との再会>
1692年、「芭蕉庵」が再建されました、3度目です。

1694年、芭蕉50歳。
芭蕉菴に尼の寿貞がくる。芭蕉の若い時の愛人で、
夫と別れ、3人の子どもをつれていました。

芭蕉は彼女らを芭蕉庵に住まわせて、5月11日
西へ旅立ちます。
6月の初め、京都の落柿舎で、芭蕉は寿貞の死を知る。

6月28日、「七部集」の第六集「炭俵」が出版される。
芭蕉晩年の俳風「軽み」のあらわれた句集です。

<梅の香にのっと日の出る山路かな>芭蕉

panse280
posted at 17:54

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