2014年12月16日

「芭蕉」誕生

「芭蕉ものがたり」(2)

楠木しげお  1946-
shigeo kusunoki

2009.4.10 第6刷発行(銀の鈴社)

<「芭蕉」誕生>
33歳で桃青(芭蕉)は宗匠になりましたが、宗匠の
収入だけでは生活が出来ず、小石川の水道工事の
アルバイトをしました。

桃青(芭蕉)は宗匠に仕事をやりたくありませんでした。
宗匠は客のためにはお世辞も言わねばなりません。
芭蕉は静かに俳諧を極めたいと思いました。

36歳で深川(現在、江東区)に移り、髪を剃り落とし、
黒染めの衣に身をつつみました。

年があけて弟子の李下が"芭蕉"の苗を持ってきて、庭に
植えました。夏には"芭蕉"は大きく育ち、来客する者
たちは、深川の住まいを「芭蕉庵」と呼ぶようになり
ました。

そのころ、桃青(芭蕉)は深川に滞在していた仏頂和尚
に参禅していました。

桃青(芭蕉)も、芭蕉庵桃青または、芭蕉と号するよう
になりました。芭蕉38歳の時です。

panse280
posted at 19:23

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