2014年11月25日

女性を救った浄土門

「南無阿弥陀仏」(30)

柳宗悦  1889-1961
nuneyoshi yanagi

1991.8.6 第2刷発行(岩波文庫)

<女性を救った浄土門>
罪業の泉とされ呪われ来った一切の女性に、
救いの大道を開いたのは浄土門であった。

更に浄土門は有罪と無罪、善と悪との対立を
も撤廃してしまった。

<法然と親鸞の違い>
法然曰く、往生の業、念仏を先とす
親鸞曰く、往生の業、信心を本となす

誰もの「信」を得られるということはない。
信、不信は能力の差である。

一遍は、信、不信の問題に悩み、熊野本宮の
証誠殿にこもり、「夢想の告」を受けた。
(一遍37歳)

この神託により、彼は他力本願の深意を領解する
に至った。人間が往生するのであったら、信も
必要となろう。だが往生は南無阿弥陀仏の当体
に在るのであって人間の力に在るのではない、と。

panse280
posted at 18:29

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