2014年11月19日

六字

「南無阿弥陀仏」(24)

柳宗悦  1889-1961
nuneyoshi yanagi

1991.8.6 第2刷発行(岩波文庫)

<六字>
「南無阿弥陀仏」の六字で、出典は「観無量寿経」。
想念より口称の念仏が重い位を得るに及んで、
浄土教は熟した。

声にだしても、出さなくても、時には心に読む
者もあろう。いずれにしても「南無阿弥陀仏」
を称えるのである。

なぜ「南無阿弥陀仏」なのか。
それは特に本願による名号だからで、衆生済度の
ために特に選ばれた称号だからである。

「南無阿弥陀仏」はすべて梵音である。
「南無」は帰命の意。
「阿弥陀」は無量寿の意。
「仏」は覚の意。

法然曰く「仏を念ずれば、仏は人を念ずる」
親鸞曰く「仏を念じなくても、仏は常に人を念じたまう」
一遍曰く「仏も人もなく、念仏自らの念仏なり」

一遍曰く「自力他力を絶し、機法を絶する所を、
     南無阿弥陀仏といへり。」

panse280
posted at 18:22

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