2014年10月27日

浄土門は一つ

「南無阿弥陀仏」(2)

柳宗悦  1889-1961
nuneyoshi yanagi

1991.8.6 第2刷発行(岩波文庫)

<南無阿弥陀仏>
「「南無阿弥陀仏」、この言葉の発見こそは、
人類の思想史における最も驚くべき出来事の
一つだといってよい。それに人間が考え得た
宗教思想の一つの極致がここに見られるのである。」

念仏はインドに発し、シナをへて日本へきた。
「一宗派をこの上に建立したのは実に日本で、
しかもこの国に来て、六字の意義が最も深まり、
極めて独創的な内容に達した。」

<浄土門は一つ>
法然(浄土宗)、親鸞(真宗)、一遍(時宗)は
一つである。
一遍は法然の門弟たる西山証空の流れを汲み、
親鸞は法然の流れを汲んだ。

「私(柳)は今日までほとんど等閑にされてきた
一遍上人の言行について、多くの言葉を費やす
であろう。」

「一遍なくして日本浄土思想の結末はないとさえ
いえよう。」

panse280
posted at 17:36

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