2014年08月12日

織田信長と「名前」

「仏教・神道・儒教集中講座」(22)
井沢元彦 1954-
motohiko izawa

2012.10.10 第4刷発行(徳間文庫)

<織田信長と「名前」>
織田信長は日本史上初めて地名を勝手に変えた人
なのです。それまで、日本の地名は神話以来その
ままだったのです。

「焼津」はヤマトタケルの火攻めにあった港町
だし、「三重」はタマトタケルが疲労のあまり
ひざが三重に曲がってしまった場所だし、・・・

それまでは、日本人は地名に合わせて名前を変えて
いました。また、「姓名」の「姓」と「苗字」は
違います。足利尊氏の「姓」は「源」で「苗字」が
「足利」で地名です。
日本人の言語感覚はその後、「姓」を止め「苗字」
を使うようになりました。何故なら、韓国の例でも
解りますが、「姓」を重視すると「金さん」ばかり
になってしまうからです。

信長は「美濃国井口」という地名を中国故事から
「岐阜」に改めました。「安土」も元は、「近江国
観音寺」です。「隈本」も「熊本」にしました。
「岡豊」も「河内」と改めさらに「高知」と改めました。

panse280
posted at 19:27

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