2014年04月25日

考えるということ

「学生との対話」(9)
小林秀雄
hideo kobayashi 1929-1983

2014.3.30 発行(新潮社)

<考えるということ>
「考える」の古い形は「かむかふ」です。
本居宣長さんによれば、考えるとは、自分が身を
以て相手と交わるということです。

考えるためには非常に大きな想像力がいります。
人間をその生きているがままに考えるというよう
なことは、科学の方法ではできないのです。

パスカルの「人間は考える葦である」と言葉を
自分流(小林流)に解釈すると、人間は弱い人間の
分際というものを忘れずに考えなければいけない、
ということだと思います。

母親は科学的に子供をみてはいません。子供の内部
に入り込む直観を重ねるのです。

panse280
posted at 19:49

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