2014年04月19日

大和心

「学生との対話」(3)
小林秀雄
hideo kobayashi 1929-1983

2014.3.30 発行(新潮社)

<大和心>

「大和心」というのは平安期の言葉で、最初に
つかったのは赤染衛門(大江匡衡の女房)です。

「大和魂」という言葉が最初につかわれたのは
「源氏物語」です。

源氏物語では「大和魂をこの世でよく働かせる
為には、やはり根底に学問がある方がよろしか
ろうというのです。」

大和魂とは今日の言葉でいうと、生きた知恵、
常識をもつこと、という意味です。

「「やまとだましひなる人」とは「もののあはれ」
を知った人と言えるでしょう」

panse280
posted at 19:03

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