ほめすぎは賛成しない
「坐禅のすすめ」(15)
--心がみるみる晴れる--
平井正修
syoshu hirai
2014.2.15 第5刷発行 (幻冬舎)
<ほめすぎは賛成しない>
ほめて育てる、ということが流行しています。
しかし、鍛えなければ心は強くならないのも
事実です。
私の父は「修行道場に行って、ほめられる
ようになったら、帰ってこい」といいました。
その意味は逆なのです。
心ある指導者は簡単にはほめません。たしょう
の事でほめるということは、見限ったことを
意味するのです。
心も身体も強くしようとすれば、鍛えるしか
ないのです。