2014年01月22日

戦後の民主主義教育

「歴史に観る日本の行く末」(22)
小室直樹 1932-2010
naoki komuro
1999.2.25 第20刷発行 (青春出版社)

<戦後の民主主義教育>
1996年11月6日、金属バット殺人事件があった。
14才の息子を52才の父親が、息子の暴力に耐えかね
て息子を殺した。父親は心の底からのマルキストで
あった。「家庭生活や育児にも、戦後の民主主義教育
を純粋に信ずる面があったのではないか」

戦後の民主主義教育とは、米軍の占領政策によって
おこなわれた教育である。強すぎた日本人を腑抜けに
する教育である。これを支持したのが、マルキストと
その周辺の「文化人」であった。

致命的な結果は、父親の権威が否定されたことである。
父親の権威こそが教育の根本である。
いまの日本には父親の権威がない。父親の権威が与える
規範がない。いわば規範飢餓なのである。
オーム真理教の幼稚な規範にさえ高学歴の若者が飛びつく
ほどの規範飢餓なのである。

父親は、規範を身を以て実行しなければならない。
暴力を使ってでも規範を子供に強制する。この決意が
大切である。そうでないと子供は大人に育たない。

犬でも規範のない主人には、噛みつく。

親子の愛は、制御されないと、殺し合いの憎しみになる。
規範のある最悪の教育は、これがない最良の教育よりも
マシなのである。

panse280
posted at 19:52

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