2014年01月20日

松蔭は日本の文天祥(ぶんてんしょう)か

「歴史に観る日本の行く末」(19)
小室直樹 1932-2010
naoki komuro
1999.2.25 第20刷発行 (青春出版社)

<松蔭は日本の文天祥(ぶんてんしょう)か>
文天祥はシナ史上最高の秀才である。
文天祥は法定年令すれすれの20才で科挙に合格、
しかも首席であった。こんな例は科挙1400年の歴史
でも、文天祥と司馬光の2人だけである。

文天祥は名刺に「状元の宰相文天祥」と書いていた。
科挙の首席合格者を「状元」という。日本ではイヤミ
になるが、中国ではそうでもないらしい。

文天祥が日本で尊敬されているのは、彼が1000年に
1人の秀才であるからではない。彼が4000年の中国の
歴史のなかで、8人しかいない義士でしかもその中でも
トップスターだからだ。
(浅見絅斎(けいさい)著「靖献遺言」(1684-1687)は、
屈原、諸葛孔明、陶潜、顔真卿、文天祥、謝枋得、劉因
、方孝孺の8名を中国8義士と讃えた。この書は幕末の
志士たちに大きな影響を与えた。)

文天祥は最悪に状況にも常に平然として最善を尽くした。
教育の目的は、そのような人の例を教えることではないか。

文天祥、吉田松陰等は、現行教科書のどこにもない。

panse280
posted at 20:03

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