2014年01月16日

勤王思想の源泉--山崎闇斎

「歴史に観る日本の行く末」(15)
小室直樹 1932-2010
naoki komuro
1999.2.25 第20刷発行 (青春出版社)

<勤王思想の源泉--山崎闇斎>
「実行」こそ山崎闇斎の「崎門の学」の本質である。
幕末の勤王の志士を貫く学問は「崎門の学」である。

闇斎はシナの易姓革命を否定した。それまでの日本人
は、シナの聖人、賢人の書は絶対に正しいと信じきって
いた。本場のシナでさえ教典を批判することはタブーで
あった。
それなのに闇斎は、孟子を敢然と批判したのである。
日本の学問の独立宣言である。いや、日本の独立宣言と
いってよい。
闇斎は晩年になって神道に傾いたといわれるが、彼は
はじめから、神道を尊び、しかも儒学者であった。

日本では、父母よりさかのぼっても、皇室からさかの
ぼっても、同一の祖先にたどりつく。それが天照大神で
ある。これが山崎闇斎の論理である。

panse280
posted at 20:12

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