2014年01月01日

2014年 謹賀新年

2014年、平成二十六年 謹賀新年
甲午(きのえうま):未来を決める大切な年。
甲は、革新、新芽。午は、そむく、さからう。

【今年の言葉】
「毎日、少しずつ「いいこと」を積み重ねていると、
本人も知らないうちに、身のこなし方が洗練されていき、
顔とか背中から存在感があふれてくるものです。
どれだけ外見に気をつけたところで、この魅力に及ぶも
のではありません。」(「講孟箚記」吉田松陰)


<吉田松陰に帰れ>
--教育というもの--

「彼の一代は失敗の一代なり。然りといえども彼は維新革命
における、一個の革命的急先鋒なり。」(徳富蘇峰「吉田松陰」)

過激な松蔭だが、血の臭いはない。松蔭は3年で3500冊の書を読み、
しかも青森から九州まで、日本で最も歩いた男ともいわれている。

「松蔭が社会に馳駆したるは、最後の7,8年に過ぎず。彼の社会的
生涯かくの如く短命なり。彼は多くの企謀を有し、一の成功あら
ざりき。彼の歴史は蹉跌(さてつ)の歴史なり。」(同上)

松蔭は至誠の人である。

「彼は信念堅固、道心不抜なり。彼は誠実なり、恐るべきほど
誠実なり。」(同上)

「誠。この一文字をよく味わってください。何度でも心に刻んで
ください。私欲を捨てて、誠に生きましょう。年齢とは関係あり
ません。その覚悟ができた瞬間から、ようやく本当の人生がはじ
まるのですから。」(将及私言「至誠」松蔭)

「家庭における彼(松蔭)を見れば、あたかも天人を見るが如き
の想いあり。彼はその全心を捧げて父母を愛せり、兄妹を愛せり。
彼の家庭における生活は聖き生活なり。温かなる生活なり。
彼の家庭は真固に日本における家庭の標本なり、模範なり。」

「略言すれば彼は天成の好男児なり、日本男児の好標本なり。」
(徳富蘇峰「吉田松陰」)

「もうすぐこの世を去るというのに、こんなにおだやかな気持ち
でいられるのは、春夏秋冬、四季の移り変わりのことを考えてい
たからです。もしあなたたちの中に、私のささやかな志を受け継
いでやろうという気概のある方がいたら、これほどうれしいこと
はありません。」(留魂録)

松蔭は言う、「今回の事件は、日本の今後3000年の歴史にかかわ
ることだ。くだらない常識に縛られ、日本が沈むのを傍観するこ
とは我慢ならなかった。」

「かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂」

「私は何千年という未来にかかわる仕事をしています。それに比
べたら、出世とか成功なんて、この身ひとつにかかわるだけの、
ほんのささいな出来事です。」(松下村塾記)

「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂」


panse280
posted at 16:11

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字