2013年12月29日

批評と批評家

「読書について」(10)
小林秀雄 1902-1983
hideo kobayashi
2013.9.25 初版発行 (中央公論新社)

<批評と批評家>
「僕(小林)は何時も考えることですが、先ず第一に
一体文芸批評を志す人々があるのかしらんという疑問
を持っています。
・・・
もしあったらそういう人には僕なぞの忠言は恐らく
無用でしょう。そういう決心が、作家志望者のうようよ
しているなかで出来るという事が余程の決心と自信を
既に語っているのですから。」

小説が書けないで、ずるずると文芸批評などをやって
いる「人々に僕(小林)は何んにも言いたくはない。」

自分がどちらに向いているかは、「先ず言いたい事を
言ってみる外はない。・・・言いたいことが批評になる
のだというはっきりした自信がなくてはならぬと思います。
こういう自信がついて文芸批評を志す人があれば何も
難かしい事はない。」

panse280
posted at 21:10

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