2013年12月12日

小林秀雄の「戦争について」

「小林秀雄の哲学」(8)
高橋昌一郎 1959-
syoichiro takahashi
2013.9.30 第1刷発行 (朝日新書)

<「戦争について」>
小林秀雄の前提
1 戦いは勝たねばならぬ
2 日本に生まれたという事は、僕らの運命だ
3 日本の国に生をうけている限り、戦争が始まった
  以上、自分で自分の生死を自由に取扱う事は出来ない

「小林の「銃をとらねばならぬ時が来たら、喜んで国に
為に死ぬであろう」という結論は、当時としても「誰一人
口に出来なかった」明快な文学者の覚悟だった。」
(河上徹太郎「作家の顔」)

この点について強く批判したのが小林より17歳も若い
評論家の加藤周一である。

加藤周一は鶴見俊輔、大江健三郎らと結成した「九条の会」
の呼びかけ人でもある。
ウィキペディアの「反日主義者」の項目で彼は鶴見俊輔、
大江健三郎、内田樹、筑紫哲也、井上ひさし等と共に
「反日主義者」としてリストアップされている。

加藤は単純に、日本を愛する小林が許せなかったのである。

panse280
posted at 20:03

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