2013年11月21日

「山鹿語録(1633-5)」山鹿素行

「武士道入門」(10)
山本博文 1957-
2006.9.9 第1刷発行 (中経文庫)

<「山鹿語録(1633-5)」山鹿素行>
--儒学の理想を実現する--

山鹿素行は儒学の主流の朱子学を批判したことで、
赤穂藩に左遷されました。1675年、山鹿素行没。

山鹿素行によって「武士」の立場が明確にされました。
武士は、耕しもせず、つくりもせず、売ることも
しない「遊民」である。
その武士の「職分」とは何であるか。

それは、教養を積み、正義を知り、それを命がけで
実行すること。天下国家、主君の為ならば、自らの
命を投げ出す事、である。

山鹿素行の思想は「儒学」から始まったが、次第に
「武士道」へ昇華されて、明治維新に引き継がれて
いった。

panse280
posted at 20:25

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字