2013年11月19日

「五輪書(1643)」宮本武蔵


「武士道入門」(8)
山本博文 1957-
2006.9.9 第1刷発行 (中経文庫)

<「五輪書(1643)」宮本武蔵>
--勝つことにこだわる--

「兵法家伝書(1632)」の11年後の1643年、「五輪書」
は書かれました。


以下、「五輪書」からの抜粋を紹介します。
<地の巻>
大いなる所よりちいさき所を知り、浅きより深きに至る。

<水の巻>
一人の敵に自由に勝つ時は、世界の人に皆勝つ所なり。
「兵法の目付ということ」
観見二つの事、観の目つよく、見の目よわく、遠き所を
近く見、近きところを遠く見る事。

・たけくらべと云う事
たけくらべと云は、いづれにても敵へ入込時、我が身の
縮まざるやうにして、足をも伸べ、腰をも伸べ、首をも
伸べて、強く入り、敵の顔と顔を並べ、身の丈を比ぶるに、
比べ勝つと思ふほど、たけ高くなって、強く入る所肝心なり、
よくよく工夫あるべし。

<火の巻>
このまきに戦ひの事を書きしるす也。
日々に手馴れ、常のごとくおもひ、心のかはらぬ所兵法の
肝要なり。

<風の巻>
世の中の兵法、その流々の事を書のする所也。
心のそむけば、その身はよき道とおもふとも、直なる所より
みれば、実の道にはあらず。

<空の巻>
道理を得ては道理をはなれ、兵法の道におのれ自由ありて、
おのれと奇特を得、時にあいては拍子を知り、おのづから打、
おのづからあたる、是みな空の道也。

panse280
posted at 19:37

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