2013年10月28日

労働力問題

「住んでみたドイツ、8勝2敗で日本の勝ち」(4)
川口マーン恵美  1956-
kawaguchi mahn emi

2013.09.12 第3刷発行(講談社+α文庫)

<労働力問題>
ドイツと日本は戦後、奇跡の復興をとげ世界有数の
経済大国になったが、その過程に大きな違いがある。

日本では「働き中毒」といわれるほど働いて経済
成長を乗り切ったけれど、ドイツでは外国人労働者に
たよったのである。

賃金の安い仕事は外国人労働者がやった。外国人労働者
が300万人になったころドイツ経済の成長が止まった。
しかし、失業した外国人労働者は祖国に帰ることは
なかった。祖国はさらに貧しいからだ。失業者はさらに
子供まで呼び寄せた結果、生活補償費を補填してく
れるはずだった外国人労働者たちは、それを食い潰す
存在になった。

低賃金の仕事は外国人のものと相場がきまっていた。
ドイツ人は失業しても、ゴミの収集人にも肉体労働者
にもならないし、農村の季節労働者にもならない。

ところが日本は違った。元気そうなお年寄りがスーパー
の駐車場で車の誘導をしている。ドイツなら絶対に
ドイツ人がしない仕事だ。「これがどんなに素晴らしい
ことかを日本人はもっと自覚すべきだ。」

panse280
posted at 20:16

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