2013年09月25日
第9章 同時多発テロにまつわる有事立法 について
「吉本隆明、自著を語る(下)」(26)
吉本隆明 1924-2012
takaaki yoshimoto
2012.12.24 初版発行(ロッキング・オン)
<第9章「同時多発テロにまつわる有事立法
について」2002>
「僕(吉本)が考えるには平和憲法なんて実に
SF的な理想論の憲法で、大変素晴らしくロック的
な憲法だと思うんですけども(笑)。」
「(仕方なく戦争に入った時、どうなんだと
いうことが)日本国憲法の大きな欠陥って言えば
一番大きな欠陥だとは思うんですよね。」
「まあ、社会党、共産党を主体として「平和憲法」
って呼んできているんですよね。」
「僕(吉本)自身はね、「平和憲法を守ろう」って
言ったことないんですよ。」
「近代以降の国家で、非戦条項なんて言っている
国家は日本だけです。」
「平和を守れ」と口先でいうだけでは、話にならない
が、やりようによっては日本国憲法も生き残る道が
あるのではないか、と吉本氏は考える。
吉本隆明 1924-2012
takaaki yoshimoto
2012.12.24 初版発行(ロッキング・オン)
<第9章「同時多発テロにまつわる有事立法
について」2002>
「僕(吉本)が考えるには平和憲法なんて実に
SF的な理想論の憲法で、大変素晴らしくロック的
な憲法だと思うんですけども(笑)。」
「(仕方なく戦争に入った時、どうなんだと
いうことが)日本国憲法の大きな欠陥って言えば
一番大きな欠陥だとは思うんですよね。」
「まあ、社会党、共産党を主体として「平和憲法」
って呼んできているんですよね。」
「僕(吉本)自身はね、「平和憲法を守ろう」って
言ったことないんですよ。」
「近代以降の国家で、非戦条項なんて言っている
国家は日本だけです。」
「平和を守れ」と口先でいうだけでは、話にならない
が、やりようによっては日本国憲法も生き残る道が
あるのではないか、と吉本氏は考える。