2013年08月30日

外国人からみた現在日本の武士道

「日本人の知らない武士道」(5)
--ガッツポーズで柔道は堕落した--
アレキサンダー・ベネット 1970-
Alex Bennett

2013.07.20 第1刷発行(文春新書)

<外国人からみた現在日本の武士道>
「武者修行のために来日した海外の武道家が、
がっかりして日本を去る姿を私(ベネット)は
これまで何度見てきたことか。」

ベネット氏が本格的に武道を研究するために
再度訪日したとき、指導教官を見つけるのに
苦心したと言っている。

日本では戦後民主主義教育のなかで、武士道=
軍国主義というイメージが浸透し、武士道に
対するアレルギーが根強かった、と書いている。  

本書のエッセンスを一言でいうならば、
「ガッツポーズで柔道は堕落した」ということだ。

「ガッツポーズ」があるところに武士道の精神は
ない、これがベネット氏の結論である。

日本人の「ガッツポーズ」は日増しに増加している。

panse280
posted at 20:46

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