2013年06月22日

サルトル1905-1980 75歳

「人間臨終図巻(3)」(135)

山田風太郎 1922-2001
fuutaro yamada

2001.05.15 初版(徳間文庫)

<サルトル1905-1980 75歳>
1973年から視力障害を起こし、75年には作家
廃業を宣言した。
以後サルトルは小さな借家で当時のフランスの
労働者の半分の生活費(印税だけの月、3000フラン)
でつつましく暮らした。

レストランに現れるときも、よれよれの背広に
レーンコート、ウールの襟巻という姿であった。

「契約結婚」をしたボーヴォワールは彼の家と
歩いて5分のアパルトマンに住んでいて、もはや
本の読めない彼のために本を読んでやるのが日課
だった。

その後、サルトルは高血圧、動脈硬化、糖尿病、
めまい、筋肉麻痺、運動失調、排泄不始末など
「恍惚の人」になり、パリ市内の病院で亡くなった。

ボーヴォワールもサルトル死後6年後亡くなり、
サルトルの墓の隣に埋葬された。

panse280
posted at 18:26

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