2013年05月30日

アンデルセン1805-1875 70歳

「人間臨終図巻(2)」(113)

山田風太郎 1922-2001
fuutaro yamada

2001.03.15 初版(徳間文庫)

<アンデルセン1805-1875 70歳>
童話作家である。
「人魚姫」「おやゆび姫」「みにくいあひるの子」
「赤い靴」「マッチ売りの少女」・・・

貧しい靴屋の子として生まれた。父22歳で母は
無教養な洗濯女で40歳近い女だった。

アンデルセンは「デンマークのオランウータン」
とアダナされるほど醜男で、一生、女性から
恋愛されることなく独身で終わった。
実は、彼は男色の大家であったといわれている。

それにもかかわらず、彼は「私の生涯は、一篇の
美しい童話である。それほど豊かで幸福なもの
だった」「私の生涯を語ることは、この世には万
事を最善に導いて下さる一人の慈愛の神がいられ
るのだ、ということを世間に向かって語ることで
ある」と書いている。

彼の童話はやがて認められ、デンマークから
王室顧問官やコペンハーゲン名誉市民の待遇を
受けるようになった。

アンデルセンは夫人が目を離した間に眠るように
息を引き取った。葬儀は国葬で、王侯、乞食、
老人から子供まで参列して行われた。

panse280
posted at 20:47

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