2013年02月19日

菱田春草1874-1911 37歳

「人間臨終図巻(機法廖15)

山田風太郎 1922-2001
fuutaro yamada

2001.03.15 初版(徳間文庫)

<菱田春草1874-1911 37歳>
岡倉天心門下の逸材である。彼の画法朦朧体は
理解されず、その生活は一時は乞食に近い状態
までおちいり、貧苦は一生つづいた。

死の年の8月には腎炎性網膜炎で完全に失明した。
そして、9月16日に死んだ。

その直後の11月、春草の絵を見て感心した明治天
皇から名指しで彼の絵を求められ「樹下苦行の図」
が千円で買い上げられたことから、春草の絵が
暴騰しはじめた。

<宮沢賢治1896-1933 37歳>
昭和8年ごろの彼の宛先不明の手紙の下書きに、
「いままで三年玄米食をうちじゅうでやりました
が、母の里から宣伝されたので、私はそれがつらく
て何べんも下痢しましたが、去年の秋までそれが
いい加減の玄米食によることを気がつきませんで
した」とある。

要するに玄米食は消化が悪く、よくなかったらしい。

賢治が死んだ年の2月には小林多喜二が虐殺されて
いる。

panse280
posted at 19:58

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