2013年02月11日

佐伯祐三 1898-1928 30歳

「人間臨終図巻(機法廖7)

山田風太郎 1922-2001
fuutaro yamada

2001.03.15 初版(徳間文庫)

<吉田松陰 1830-1859 29歳>
吉田松蔭が獄に投ぜられたのは、幕府が危険人物
と認めた梅田雲浜との関係や、あるいは幕府をそ
しる落し文の書き手を調べるためで、松蔭は軽罪
と考えていた。

奉行の罪案に「流罪」とあったのを井伊大老は
「死罪」と書き直した。

<佐伯祐三 1898-1928 30歳>
佐伯は昭和二年夏、ふたたび妻と娘を伴ってパリ
に渡った。翌三年春、喀血。結核である。
六月三十日病床から抜け出し、警察に保護される。
その時、「彼は仮面のような顔になり、首から日本
のお守り札を下げ、合掌してぶつぶつと何かつぶや
いているばかりであった。・・彼は・・精神病院に
入れられた。八月十五日の夜、夜どおし彼のとじた
ままの両眼から涙が流れおちていたが、十六日午前
十一時半に絶命した。・・・六歳の娘も半月後に
死んだ。」

panse280
posted at 18:22

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