2013年01月25日

身体不自由な男たちの宴

「あと千回の晩飯」(12)
山田風太郎 1922-2001
fuutaro yamada

2007.09.20 第6刷発行(朝日文庫)
--72才の私が晩飯を食うのもあと千回ぐらいだろう--

<身体不自由な男たちの宴>
「同年配の友人で、身体不自由になった連中が
ふえてきた。脳梗塞とか心臓病とかのためである。
・・・
脳梗塞の友人・・を見舞うことにした。・・
杖をつけばヨタヨタ歩きはできそうである。
そこでこれを連れ出して、・・二人の大いに
飲んだのだが、胃炎の男と半身不随の男が大酒を
飲むのもムチャだが、そもそも見舞いにいった
人間と見舞われた病人が、手をとりあって温泉へ
くりこむのも、考えてみればあまり類があるまい。」

<漱石の食事>
11月7日

昼:カマス2尾、パン、バター、ネギ味噌汁

晩:牛タマネギ、はんぺん汁、栗8個、パン、バター

11月8日

朝:パン、バター、鶏卵フライ1個

「漱石はこの翌月胃潰瘍で死ぬのだが、べつにこの
とき病人だったわけではない。こんなものを食って
胃潰瘍で死ぬとはワリに合わないと思う。」

panse280
posted at 23:48

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