2013年01月22日

神の冗談

「あと千回の晩飯」(9)
山田風太郎 1922-2001
fuutaro yamada

2007.09.20 第6刷発行(朝日文庫)
--72才の私が晩飯を食うのもあと千回ぐらいだろう--

<神の冗談>
「私(風太郎)はテレビの「生きもの地球紀行」の
たぐいの番組をよく見るが、あれを見ると、地球上
のあらゆる生物は、自分という個体の維持と種族の
繁栄のみを、特に後者の目的にために夜も昼もない
ようだ。
そんな生物を乗せて、黙々と運行し回転している
地球にやがて訪れるのは、永遠の「無」だとは、
何という途方もないドンデン返し。
私は神様の存在を信じないが、もしあるとすれば、
宇宙は神の冗談によって作られたと考えざるを
得ない。」

panse280
posted at 19:33

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