2013年01月19日

糖尿病食は量よりも味が問題である

「あと千回の晩飯」(6)
山田風太郎 1922-2001
fuutaro yamada

2007.09.20 第6刷発行(朝日文庫)
--72才の私が晩飯を食うのもあと千回ぐらいだろう--

<糖尿病食は量よりも味が問題である>
「糖尿病食には、・・量の味も、はじめは充分納得して
いたのだが、それが10日たち、20日たつうちに、しだい
に動揺してきた。
糖尿病食というのは、カロリーは制限してあるが、全部
たいらげることによって栄養は保持できると計算して
あるのだろう。・・・しだいに2割くらい残し、そのうち
3割を残し、はては5割も残すようになったのである。
食欲がないわけではない。・・出される食事の味に飽きて
きたのである。」

「粗食で戦時中の食事を思い出したが、そういえばその
ころ開業医をしていた叔父が「戦争中は患者が少なくて
困った」と、何度かこぼしてしたことを思い出すが、
戦時中には糖尿病も少なかったのかも知れない。」 

panse280
posted at 21:30

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