2013年01月14日

山田風太郎の「私の病気」

「あと千回の晩飯」(2)
山田風太郎 1922-2001
fuutaro yamada

2007.09.20 第6刷発行(朝日文庫)
--72才の私が晩飯を食うのもあと千回ぐらいだろう--

<私の病気>
「私の(60過ぎ頃の)病気は、脂漏性湿疹、脳溢血、
歯、肺ガン、心筋梗塞、胃潰瘍、肝硬変、ギックリ腰、
尿路結石、便秘、足のイボ。
・・・
それから10年過ぎて、・・私はまだ生きている。
(最近)新しい障害が戦列に加わってきた。
白内障と書字困難症、前立腺肥大である。」

前立腺肥大になると小便が近くなる。
このため老人たちの多くが不眠におちいり、
老人病院では患者にオムツをあてがうことになる。
前立腺肥大は男性高齢者の8〜9割がなる。

ちなみに、人間の一日の尿量は1.5リットル、
ウンチ量は150g。

注)「私の病気」の中に「肺ガン」があるが、72才では
  「私はタバコを60年近く尻からケムリがでるほど
   吸っているのに肺ガンにならないのはどういう
   訳か。」と書いている。

参考:白内障
滝沢馬琴も60代半ばで白内障になり右目を失明して、
片目だけで「八犬伝」を書き、74才で両眼を失明した。

panse280
posted at 17:15

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