2013年01月12日

正岡子規の壮絶なる大食死

「風太郎の死ぬ話」(2)
山田風太郎 1922-2001
fuutaro yamada

1998.07.18 第一刷発行(ランティエ叢書)

<壮絶なる大食死>
--正岡子規の食事-------

9月2日
夕飯。粥2椀、焼鰯18尾、鰯の酢のもの、キャベツ、梨1。

9月10日
朝飯。飯2椀、佃煮、紅茶、菓子パン1ヶ。
昼飯。粥イモ入3椀、カツオの刺身、味噌汁ネギ茄子、
   佃煮、梨2ヶ、りんご1ヶ。
間食。焼栗89個、ゆで栗34個、せんべい45枚、菓子パン67個、
夕飯。イモ粥3椀、オコゼ豆腐の湯あげ、オコゼなます、
   キャベツヒタシ物、梨2切れ、りんご1ヶ。

ロンドンの漱石に「僕はもーだめになってしまった、
毎日わけもなく号泣して居るような次第だ」と手紙を書いて
いる状態の食事内容とは思われない、大食漢ぶりである。

「子規は、やはり一種の魔人であったとしか、いいよう
がない。」

「勝海舟の家でも晩飯時に客があれば必ずお膳が出たが、
それは一汁一菜を常としたのである。」

panse280
posted at 17:58

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