2013年01月05日

漱石は明治以来の天才の中の天才だ

「コレデオシマイ」(8)
山田風太郎 1922-2001
fuutaro yamada

2002.12.20 第一刷発行(講談社+α文庫)

<漱石は明治以来の天才の中の天才だ>
「やはり漱石の最高の傑作は「吾輩は猫である」じゃ
ないかな。」

<真似したい文体>
真似したい文体というものがある。
「とくに「吾輩は猫である」の文体なんかはね。今の
人だと、小説家じゃないけど、山本夏彦の文体だね。」

<漱石の好きな言葉>
「小さくなって、懐手をして暮らしたい」(漱石)

<歴史上でもう10年は生かしておきたかった三人>
1 信長 48才
2 漱石 49才
3 島津斉彬 49才

漱石はあと数か月あれば「明暗」が完成していたはずだ。
斉彬が生きていれば、西郷と大久保が争うこともなかった。

panse280
posted at 18:03

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