2012年11月28日

滝沢馬琴60歳の日記

「風眼抄」(5)
--1979.10.六興出版--
山田風太郎 1922-2001
fuutaro yamada

2002.02.25 5刷発行(中公文庫)

<蕪村と山田風太郎>
「蕪村に、「甲賀衆の忍びの賭や夜半の秋」という
一句がある・・忍びの賭とはすなわち忍術くらべの
ことである。小生の忍法小説数十巻は詮じつめれば
ただこの一句につきる。」


<滝沢馬琴1767-1848の日記>
馬琴60歳の日記より。

6月4日:
一日中ひま、気分が勝れないので終日本を読
んで暮らす。右の上の糸切歯一枚、今夕ぬけ
落ちる。これまでこの歯を入れ歯のつなぎに
していたところ、この歯が抜けて入れ歯をつなぐ
ものがなくなった。これで私の歯はことごとく
ぬけ落ちたことになる。生まれた時に帰ったと
いうべきか、自笑。

翌年6月11日:
お手伝いの娘、とかく返事をしないので、呼ばれ
たら返事をするようにといい聞かせたところ腹を
立て、夕方四時ごろ家を出ていってしまう。

panse280
posted at 19:08

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