2012年11月27日

漱石の駄作

「風眼抄」(4)
--1979.10.六興出版--
山田風太郎 1922-2001
fuutaro yamada

2002.02.25 5刷発行(中公文庫)

<漱石の駄作>
「私も人後に落ちぬ漱石ファンである。・・・
作家としての漱石が、最高最大の存在であると
いう評価は、もう永遠的であると思われる。
しかし、その漱石でも、「虞美人草」はいただけない。
当人も晩年この作にふれることをいやがったと
いわれるが、もっともだ。「野分」なんて作品も
つまらない。「二百十日」にも首をかしげたい
ところがある。こういう中篇をふくめても長篇が
わずか十四、五篇しかない漱石でさえ、かくの
ごとき確率の凡打がある。」

panse280
posted at 18:02

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字