2012年11月23日

心理戦から情報戦に変化した将棋

「直感力」(9)
羽生善治 1970-
yoshiharu habu

2012.11.01 第1版第1刷発行(PHP新書)

<心理戦から情報戦に変化した将棋>
将棋はここ2〜30年で、体系づけられた。
「それ以前の将棋は、・・例えば大山春康15世名人
は、そもそも将棋の目的が違っていたように思える。
相手を誰よりもよく見て、盤上で「これでもか」と
いうほどに人間の弱さを思い知らしめる。・・・
大山・升田戦などは、形こそ将棋盤の上で戦ってい
るけれども、将棋ではない戦いといった感があった。
・・・心理面が勝負における重要な部分を占めてい
たともいえる。
・・・
いまは、情報収集と分析、研究が進み、それを記憶
していること、それに基づいた読みを進めることが
第一義のようにもいわれる。・・だが、それだけで
結論が出せるほど将棋は甘くない。」

膨大な情報を瞬時に判断実行するには直感がものを
いうのである。

<何をしたらいいのか?>
「何をしたらいいのか、・・・そのときの
ひとつの指針となるのが直感だと考えている。
・・・
それに基づいた選択がベストでなかったとしても、
少なくとも自分のスタイルには合っているはずだ。
・・・
背伸びして成長していく方法もあるが、自分の
流儀を見つけてそれに合った選択をしていくと
いう覚悟を迫られている気がしてならない。」

panse280
posted at 18:06

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