2012年09月07日

思慮(知)と徳に縁のない者

「国家(下)」(18)
--正義について--
(BC375年頃、プラトン50〜60歳の作)
プラトン
platon bc427-bc347
藤沢令夫 訳

1979.06.18 第1刷発行(岩波文庫)

<思慮(知)と徳に縁のない者>
「思慮(知)と徳に縁のない者たち、にぎやかな
宴やそれに類する享楽につねになじんでいる者たち、
彼らは・・・生涯を通じて・・・真実を・・仰ぎ
見たこともなければ、・・その純粋な快楽を味わった
こともない。
むしろ家畜たちがするように、いつも目を下に向けて
地面へ、食卓へとかがみこみ、餌をあさったり交尾
したりしながら身を肥やしているのだ。そして、そう
いったものを他人より少しでも多くかち取ろうとして、
鉄の角や蹄で蹴り合い突き合いしては、いつまでも
満たされることのない欲望のために、お互いに殺し
合うのだ。」

panse280
posted at 20:09

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