2012年08月29日

<民主制>(5)

「国家(下)」(9)
--正義について--
(BC375年頃、プラトン50〜60歳の作)
プラトン
platon bc427-bc347
藤沢令夫 訳

1979.06.18 第1刷発行(岩波文庫)

<民主制>(5)
「国民の魂はすっかり軟らかく敏感になって、
ほんのちょっとでも抑圧が課せられると、もう
腹を立てて我慢ができないようになるのだ。
というのは、彼らは君も知るとうり、最後には
法律をさえも、書かれた法であれ書かれざる法
であれ、かえりみないようになるからだ。
絶対にどのような主人をも、自分の上にいただく
まいとしてね。」

「過度の自由は、個人においても国家においても、
ただ過度の隷属状態へと変化する以外に途はない」

<民主制の崩壊後、僣主独裁制が生まれる>
「僣主独裁制が成立するのは、民主制以外の他の
どのような国制からでもないということだ。
すなわち、思うに、最高度の自由からは、最も
野蛮な最高度の隷属が生まれてくるのだ」


panse280
posted at 20:12

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