2012年08月11日

無敵な凡庸者

「大衆の反逆」(9)
オルテガ・イ・ガセット1883-1955
ortega y gasset

1995.06.07 第1刷発行(ちくま学芸文庫)

<無敵な凡庸者>
「優れた人は・・虚栄心のために「目がみえなく」
なっている場合でさえも、心底から自分を完全者
と感ずることはできない・・・(しかし)凡庸な
人間は・・自分の完全性に対する疑問すら湧かない。」

<理解しえない大胆さ>
「大衆人は、偶然が彼の中に堆積したきまり文句や
偏見や思想の切れ端もしくはまったく内容のない
言葉などの在庫品をそっくりそのまま永遠に神聖化
してしまい、単純素朴だからとでも考えないかぎり
理解しえない大胆さで、あらゆるところで人に
それらを押しつけることであろう。」

<大衆の優れた者への憎しみは半端ではない>
「(大衆は)反対派をことごとく圧迫し、抹殺して
いる。大衆は、大衆でないものとの共存を望まない。
いや大衆でないものに対して、死んでも死にきれな
いほどの憎しみを抱いているのである。」

panse280
posted at 22:11

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