2012年07月30日

長編小説の理想的文体

「三島由紀夫 ロゴスの美神」(20)
三島由紀夫  1925-1970
yukio mishima
山内由起人 編
2003.07.31 発行(岳陽舎)

<文体>
「文体の特徴は、精神や知性のめざす特徴とひとしく、
個性的であるよりも普遍的であろうとすることである。」
(「自己改造の試み--重い文体と鴎外への傾倒」)

<長編小説の理想的文体>
「長編小説の理想的文体というのは、筋に拘泥しない文体
であります。ものにとらわれない文体であります。鷹揚な
文体であります。」
(「文章読本」)

<芸術の根本にあるもの>
「芸術の根本にあるものは、人を普通の市民生活における
健全な思考から目覚めさせて、ギョッとさせるということ
にかかっているという考えが失せない。もし芸術家のやる
ことが市民の考えることと全然同じになってしまったら、
芸術が出てくる動機がないのである。」
(「わが魅せられたるもの」)

<藤原定家>
「僕は人間がどうやって神になるかという小説を書こうと
思っています。藤原定家のことです。」
(「対話・日本人論/林房雄」)

panse280
posted at 20:13

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